【鴫山 流菜】
「……っ! う、くぅっ……はぁっ…!」
 聞き覚えのある熱い吐息が、隣で聞こえた。
【二階堂 沙也香】
(ウソ、流菜がこんなことで感じるなんて!)
 私の視線に気づいた流菜は首を振って、それが自分の意志ではないと示す。
 だけど、流菜の息遣いは次第に荒くなっていく。
【鴫山 流菜】
「っく、はあ、あっ…! あんっ…!」
 それに、私の身体も、おかしくなっている。
 指が触れるだけで、感じてしまう。
 つまんでいる乳首が、撫でている秘裂が、熱くうずきはじめる。
【二階堂 沙也香】
「っふ、ふぁ、あっ…!」