【二階堂 沙也香】
「ふはぁっ…! あぁんっ!」
 指を動かすたびに、クチュクチュと音が鳴る。
 私の股間からだけでなく、流菜の股間からも。
 熱いソコを指で弄るたび、奥から愛液があふれでてしまうのだ。
【鴫山 流菜】
「んっ……んく、ふはっ、はぁっ…!」
【二階堂 沙也香】
「あっ、あぁ……あっ、ふぁんっ」
 操られるまま、どんどん高まっていく快楽。
 なんで、コイツは私たちにこんなことを?
 イヤらしいことしか頭にないの?
 背筋を這いあがる快感に眉を寄せながら、男をにらみつけようとしたとき。
【羽村 涼太】
「で、キミたちは警察?」
 突然、男が口を開いた。
 当然、尋問に答える気はない。