【倉橋 ますみ】
「……ふうっ」
 案の定、ますみさんの行った先はトイレだった。
 当然トイレのドアも全解放だったが、それをおかしいと思う常識は今の彼女には無い。
【倉橋 ますみ】
「ぅ……ん……はぁ……」
 便器に座り、しばし神妙な顔つきで宙を見つめるますみさん。
 その顔が一瞬とろけるのと同時に、股間から可愛らしいせせらぎが聞こえてきた。