【川西 澄子】
「はぁ、はぁ、も、もしかして出そうなんですか? 精子出そうなんですか?」
【羽村 涼太】
「う、うん。澄子さんの手があまりに気持ち良くて……もう、ボク我慢できそうにないや……」
【川西 澄子】
「はぁ、我慢なんて、しなくて……いいんですよ?」
【川西 澄子】
「いっぱい、いっぱい出してください……ティッシュどうか使ってください……」
 腰の奥からは、馴染みのある痺れるような感覚が早くもせり上がってくる。
【川西 澄子】
「ああ、すごい。どんどん、どんどん熱くなってる……固いのがドクドクって脈打ってる……」
【羽村 涼太】
「ははは、そりゃそうだよ。も、もうすぐ、くっ、もうすぐ出るんだからね。くぅっ……」
 固く反り返ったボクの息子が、今にも弾けそうなほど彼女の手のひらの中で熱く脈打っている。
 そして、時折耐えかねたようにピクピク痙攣していた。
 ははは、いっぱい出してあげるよ。君のティッシュをたくさん消費してあげないとね。