Q.無限煉姦を執筆するにあたって意識していた事はありますでしょうか?
A.「生きること」と「生き抜くこと」の違いというものは、常に考えながら書いていました。
本作は企画から携わらせていただいたこともあり、わりと自分が普段から考えているようなことを、登場人物達の思考に取り入れた部分も多かったです。
Q.様々なバッドエンドが展開されましたが、ゲームでは描かれなかったバッドエンドはあるのでしょうか?
A.実は、最終章にバッドエンドを持ってくるかどうかは非常に悩みました。
個人的な希望としては、物語を最後まで途切れなく読んでもらいたいという気持ちはありましたが、そこはアダルトゲームであり、本作はエロ部分も重要視される作品だと思っていましたので。
そんなとき、担当さんから「バッドエンドなくていいです」と仰っていただきまして、最終章は物語部分に集中して書くことができました。
おかげで、自分のイメージしていた結末を描くことができたので、本当に感謝しております。
Q.Epicにて別キャラクターの視点でのストーリーが描かれましたが、描いてみたいキャラクターのストーリーはありますでしょうか?
A.レヴァーシュ……彼は、たぶん色々と頑張ってたと思います。
本当は良い人なので、もう少しそういった部分も描いてあげられれば良かったかなと思います。
他、時枝の視点からであれば、また違った物語が作れそうですね。
Q.無限煉姦にて思い入れが強いシーンがあれば教えていただけますでしょうか?
A.本編とEpicのラストシーンです。
最後の絵は壁紙とかで欲しいくらいです(笑)。
Q.2章のバッドエンドにて(魔女ト扱ワレ死少女ノ末路)、登場する老人はレヴァーシュなのでしょうか?
A.あれは、レヴァーシュかもしれませんし、その後に人の手を渡り歩いて、アレを入手した誰かなのかもしれません。
いずれにしても、他に誰もいない荒廃した世界に残された、とても可哀想な人ではあると思います。
Q.今回の書下ろしショートストーリーでは、リトルとのストーリーが描かれましたが、リトルを選ばれた理由はありますか?
A.元々、本編中にリトルと和解するようなシーンを入れるかどうか検討はしていたのですが、ボリュームの関係もあり没にしました。
しかし、今回こうしてSSを執筆できる機会を与えていただきましたので、本編中では語られなかった物語を描いてみることにしました。
Q.今回の書き下ろしショートストーリーを執筆するに当たって意識していた事はありますか?
A.リトルにとって一番幸せな形はどんな展開だろうと考えて、自分なりの形にしてみました。
立場上、どうしても完全なハッピーエンドにはできないのですが、束の間でも幸せになった人生もあったのではないかと。
もしかすると、リトルがもっと幸せになった人生もあったかもしれませんが、それは私の想像の範囲外です(笑)。
Q.これからもLiquidで無限煉姦のようなテイストの作品は発売されるでしょうか?
A.エロシーンをメインとしながらも、ストーリー性も重視した作品は今後も制作させて頂ければと考えております。
実はすでに企画が進んでいたりしなかったり。
まだ秘密ということで。
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