抵抗しない梢恵は、都合のいい肉人形、性欲やストレスのはけ口として使用されていた。 校庭の隅で、顔コキ、テコキ、そして本番――。 男女の本質を理解できない梢恵は、不思議な自問を続けながら、汚辱され続ける。 (……気持ち悪い。醜い。臭い。汚い液を吐き出すしかできない棒) (ああ染みこんでくる、私の体に汁が染みこんでくる、私が、溶けていく)